to 不定詞(中学生基礎編)
- to のイメージ
I go to school. 「私は学校へ行きます」 <toの後ろ(school)へ向かう感じ>
I take you to the station.「私はあなたを駅まで連れて行く」<toの後ろ(the station)まで達する感じ>
- to 不定詞のイメージと訳し方
- to不定詞に向かう気持ち like to run 走ることが好き
- to不定詞に向かう目的 go to run 走るために行く / 走りに行く
- to不定詞に達した感情 happy to run 走ってうれしい
- to不定詞に達するのに必要なもの place to run 走る(のに必要な)場所
- (ア)~(エ)の見分け方
- toの前で切ってみて、toの前だけでは意味が成立しない場合 →(ア)「~(する)こと」
- I tried / to make pizza. 私は試みた ⇦ 何を? <ピザを作ること>
- / To speak English is difficult. なし <英語を話すこと>
- My hobby is / to collect stamps. 私の趣味はです ⇦ 趣味は何? <切手を集めること>
- It’s hard / to go abroad alone. それは難しいです ⇦ 何が? <ひとりで海外へ行くこと>
- toの前だけで意味が成立する→ toの直前に感情の形容詞がある →(ウ)「~して感情」
- I was happy to meet you. 「私はあなたに会えてうれしい」
- toの前だけで意味が成立する→ toの前に動作動詞(go, come, practiceなど)がある →(イ)「~するために」
- He practiced soccer to win the next game. 「彼は次の試合に勝つためにサッカーを練習した」
- toの前だけで意味が成立する→ 状態動詞(be動詞、have, needなど)がある→(エ)「~する(のに必要な)」
- We have something to show you. 「私たちにはあなたに見せる(のに必要な)ものがあります」
- toの前で切ってみて、toの前だけでは意味が成立しない場合 →(ア)「~(する)こと」
to不定詞のまとめ
- toのイメージがもとにあり、そこからto不定詞の4つのイメージ(to不定詞に向かう気持ち、向かう目的、達した感情、達するのに必要なもの)が生まれています。
- どのように訳せば自然な日本語になるかは文脈によって変わります。たとえば(エ)の「~するのに必要なもの」と訳す場合でも、「~するための〇〇」、「~するような〇〇」「~するべき〇〇」「~するという〇〇」などの訳もよく当てられます。